今回は着色の原因や着色しやすいものについてお話したいと思います😊
着色の主な原因歯の着色(ステイン)には、歯の表面に色素が付く「外因性」のものと、
歯の内部が変色する「内因性」のものがあります。
「外因性」の着色(ステイン)は、
飲食品に含まれる色素やタバコのヤニ(ニコチン、タール)などが歯の表面に固着したもので、歯の黄ばみなどの原因になります。
ステイン着色の原因になりやすい食べ物は、コーヒー・紅茶、赤ワインやカレー、などが良く知られていると思います。
色の濃い食べ物には着色のもととなる、ポリフェノール、タンニンという物質が含まれている事が多いです。歯のエナメル質の表面にはペリクルという薄い膜で覆われています。
この膜に紅茶、コーヒー、ワイン、タバコのヤニなどが付着して着色が起こるのです。
特にタバコのヤニの成分であるニコチンやタールは褐色に変色する上、唾液の中のカルシウムなどと結びついて歯に固着し、黄ばみやすさに繋がります。
そして、着色が付きやすい物と言えば色の濃いコーヒーや赤ワインを思い浮かべると思います☕️🍷
色のついていない白ワインでは着色はつかないのでは❓と思いますよね!
結論から言いますと、白ワインは色素は付きませんが着色の原因にはなります!
白ワインは、赤ワインよりも酸性が強く、歯のエナメル質を溶かしてしまいます。
溶けてしまった歯の表面には荒い溝ができてしまい、その溝に着色が入ってくすみの原因になってしまうのです。また、長い間お口の中に白ワインが滞留していることや、頻回に飲んでいるとエナメル質が溶けだしていくので着色だけでなく、むし歯にも注意が必要です!
普段の生活で着色の原因となる食べ物や飲み物を口にした場合は早めに水でうがいをしたり歯磨きをしたりすると着色しにくくなります。
外因性の部分的な着色にはクリーニングの際にPMTCやエアフローという方法で着色汚れを落とすことができます✨
また、全体的な黄ばみであれば、ホワイトニングがオススメです。
そして歯の内面より変色してくる「内因性」の着色は、
加齢とともに内側の歯の色が見えてくる場合があります。
歯は透明なエナメル質で覆われ、その内側には少し黄色い象牙質があります。
加齢によって透明なエナメル質は少しずつすり減っていく反面、内側の象牙質は厚みを増すため黄色味が強くなります。
そのため、年齢とともに歯の色が変化していく可能性があります。
この場合は、ホワイトニングを行うことで歯を白く、明るくすることができます。
他にも、むし歯などで歯の神経を取る処置を行った場合、時間がたつと歯が黒く見えることがあります。
神経を取った歯は、一般的なホワイトニングで歯を白くすることが難しいのですが、特殊なホワイトニングで白くする方法はありま す✨
生まれつき黄ばんでいることもある❓
歯の形成期中にある種の全身疾患にかかったり、エナメル質や象牙質の形成に異常が生じたりすると歯の色が変色することがあります。
このような原因で歯の色が変色している場合でも、根気よくホワイトニングを続けることで歯が明るくなることがあります。
ご自身の着色の原因が何なのかきになる方はぜひ担当医や担当衛生士にご相談ください✨
歯の黄ばみには、
①外因性の着色
②内因性の着色
の2種類があります。
・外因性の部分的な着色は、クリーニング・歯石取り、
・外因性の全体的な歯の黄ばみ、内因性の歯の黄ばみにはホワイトニングを行うことで明るく白い歯になることができます。
ホワイトニングでより白い歯に🦷✨
ホワイトニングはホームホワイトニングとオフィスホワイトニングというものがあります。
簡単に説明をすると、ホームホワイトニングは専用のマウスピースをつくり、専用のホワイトニング剤をお渡します。これを使用して患者様ご自身でご自宅にて行っていただきます。
オフィスホワイトニングは歯科医院で行うものです。ホームホワイトニングよりも強い薬剤を用いた方法になり、ホームホワイトニングと比べると白くなりやすいです!
審美的な白い歯をご希望の方にオススメです✨
今回は歯の着色についてお話しました😊
歯の着色、黄ばみなどでお悩みでしたらぜひ一度歯医者さんを受診してみてください✨
皆さまのご来院心よりお待ちしております💓