治療の痛みは虫歯の進行度によって違う?
こんにちは😊 台東区御徒町にある歯医者BINO御徒町歯科クリニック ブログ担当です。
今日は虫歯の治療中の痛みについてお話していきます♪
治療の痛みは虫歯の進行度によって異なります
虫歯治療が痛いという印象を持っている人が多いですが、
当院はできるだけ無痛の治療を行うように最大限配慮しています。 虫歯治療は、歯の象牙質を削る、歯髄(神経)を除去する、歯を抜くなど、
虫歯の進行度によって異なり、痛みがある場合とない場合があります。 具体的には、虫歯の進行が5段階あり、進行度によって症状が異なります。
虫歯がエナメル質層にとどまっている「C0」と「C1」の場合、エナメル質層には神経がないため、歯を削っても痛みはありません。
「C2」の段階で虫歯がやや大きくなった後、虫歯が神経に近い場合は治療が痛いです。 虫歯の表面の穴が小さくても、虫歯は歯の内部に深く広がっていることがあり、
麻酔なしでは痛みを感じることがあります。 「C3」は虫歯が神経に達しているため非常に痛いですが、実際の治療は麻酔されるため、
ほとんど痛みは感じません。 「C4」は神経がすでに機能を停止しているため無痛です。 治療中に痛みが予想される場合は、必ず麻酔が行われます。 治療後に痛みがある可能性がある場合は、できるだけ痛みを感じないように、鎮痛剤が処方致します。
虫歯治療のプロセス
虫歯治療を行う前に、症状に関する問診を行い、口内の状況を概説した上で、
必要に応じてレントゲン検査や画像検査で虫歯を調べ、診断します。 緊急性がない、または患者様が痛みを感じない場合、
まず歯科衛生士が口内を清潔にして衛生環境を改善し、
患者が普段使用している歯ブラシを使って歯ブラシ指導を行います。 また、ご自身の歯ブラシを使って歯磨きの仕方を教えます。 口内の細菌数ができるだけ減らされ、口内衛生が整った状態で、治療を行います。
麻酔をする際に伴う痛みも限りなく少なくします
◆表面麻酔の使用
注射麻酔を行う際には、注射部位に表面麻酔薬を塗布して、針の刺入部位の痛みを最小限に抑えます。
◆麻酔薬の温度調節
麻酔薬が体温よりもかなり低い温度であると、麻酔薬の刺激が注入時に痛みを引き起こすことがあります。 そこで、体温に近い温度に調整された麻酔薬を使用して、体温と麻酔薬との温度差による痛みを軽減します。
◆極細注射針
麻酔に使用する注射針の外径が太いほど、痛みを感じることが多くなります。 細い針を使用することで、痛みを最小限に抑えることができます。
◆麻酔薬の注入時の技術
麻酔薬を注入する際の圧力が痛みを引き起こすことがあります。 シリンジでの薬液の注入圧力と速度を抑えることで、麻酔中の痛みをできるだけ最小限に抑えます。 患者様のケアに力を入れ、痛みをできるだけ軽減する技術を使用し、痛みや不安をできるだけ取り除くことに努めています。
◆歯の削りを最小限に
当院の治療は、健康な歯をできるだけ保存し、虫歯の治療と予防を行うことを目的としたミニマル・インターベンション(MI)という考え方に基づいています。 歯科材料の物性の向上により、噛み合わせや審美性を考慮した上で、自然な歯と見分けがつかないような自然な見た目の歯を、最小限の削りで補修することが可能となりました。
◆小さな虫歯さえ残さない
虫歯だけを染めることができる虫歯検出液を使用し、治療前に虫歯の部分を明確にすることで、小さな虫歯を見逃さず治療することができます。 健康な部分を誤って削ることを防ぎます。
◆できるだけ歯の神経を保護する
神経にまで達した大きな虫歯の場合、歯の神経を取り除く必要があることがあります。 歯の神経が取り除かれると、長期的に噛む力が歯の割れや根の割れを引き起こすことがあります。 拡大鏡やマイクロスコープを使って視野を拡大し、必要に応じて唾液や細菌から口を守るラバーダムを使用し、無菌条件下で虫歯を取り除き、歯の神経を保護する薬剤を使用して、わずかに炎症を起こした歯を修復する治療法を実践しています。
◆術後の痛みも最小限に抑える
大きな虫歯を治療する際には、患者様が冷たいものに対して知覚過敏を起こすことがあります。 これを防ぐために、知覚過敏を防ぐ薬剤を使用し、症状を軽減します。 具体的には、再石灰化を促進するフッ素を含んだセメント材を使用し、外部刺激が直接治療部位に伝わらないようにしています。
◆滅菌の徹底
口に入る詰め物や治療器具は、使用前にすべて滅菌・消毒されています。 これは一般的な取り組みですが、当院ではこのプロセスを非常に徹底して行っています。 滅菌が不可能な場合は、使い捨ての器具を使用します。
◆ニッケルチタンファイルの使用
歯科神経治療には、ファイルという特殊な器具が使用されます。 歯の根はさまざまな形状があり、根が曲がっている場合もあります。 そのような場合、医師の手技だけでは限界がありました。 ニッケルチタンファイルは、歯の中の管の奥まで簡単に届かせることができ、従来のファイルよりも良好な治療結果を得ることができます。
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