BINO御徒町歯科クリニック ブログ担当です。
今回は親知らずについてお話します🦷親知らずは何が何でも抜かなくてはいけないわけではありません。
親知らずを残しておくことで、将来、入れ歯やブリッジの土台として使ったり、どこかの歯がだめになった時に親知らずを移植できるメリットもあります。 ご自身の親知らずを抜く必要があるかどうかも是非ご相談ください。親知らずを抜歯するメリット/デメリット
メリット
- 日々のブラッシングがしやすくなることで虫歯・歯周病の予防になる
- 親知らずが原因の口臭(磨き残し)が改善される
- 親知らずが原因で歯並びが悪くなるのを防止します。
デメリット
- 治療後、腫れることがある(腫れた場合でも数日で治まります)
- 抜歯することで空いた穴に食べ物が詰まることがある(約1か月間ほど)
正中過剰埋伏歯
上顎正中過剰歯の多くは上顎の中切歯の萌出遅延や正中離開から小児期に気づかれる。上顎の埋伏歯は正中離開、歯列不整、感染、近接する永久歯の歯根吸収などを引き起こすことがある。 また抜歯は歯冠周囲の軟組織から歯原性腫瘍や囊胞を発症することがあるので、永久歯の歯根損傷や歯髄壊死のリスクを考慮しながらこれを行う。 正中過剰埋伏歯』は日常の診療でしばしば見られる歯数異常疾患です。そのなかでも上顎前歯部は好発部位です。 『正中過剰埋伏歯』は、その埋伏状態によって歯列不正,正中離開,永久歯萌出遅延などの障害を引き起こすことがあります。 通常、自覚症状が無く、レントゲン検査で発見されることが多くあります。 年齢や永久歯の成長具合によって治療方針に苦慮することも多く、抜歯時期や抜歯方法については統一された見解は無いようです。当医院では、抜歯手術に耐えられる年齢を考慮して7〜8才を目安に対応させていただいております。 7才前後で上の前歯(中切歯)が萌出してきますが、その際に歯が大きく離れ過ぎていたり、歯並びに異常を感じた時には、レントゲン写真で検査してもらうことをお勧めします。歯の移植
むし歯や歯周病などで歯を失ってしまった場合、通常はブリッジや入れ歯、インプラント治療を行いますが、親知らずなどの余っている歯があって適切な条件が揃っていれば、その歯を欠損部に移植して機能を回復させることができます。 歯の移植治療は、 ①移植できる歯がある ②患者様の年齢や移植する歯の形態が移植に適している ③移植する部位と移植する歯の大きさが合っている など様々な条件をクリアする必要があり、術者にとっても簡単な治療ではないため、 積極的に行っている歯科医院は多くありません。メリット
- 自分の歯で欠損部を回復できます
- 移植する歯は天然歯のため歯根膜が存在します。
- ブリッジと違い隣接する歯を削らないで済みます。
- 天然歯のためメインテナンスしやすいです。
- インプラントに比べて治療費を抑えることができます。
デメリット
- 移植する歯に様々な制限があり、適応範囲が狭いです。
- 患者様の年齢や欠損部の状態、治療内容により予後に差が出ることがあります。
- 術後に歯根吸収などを起こすことがあります。
- 手技が複雑になることがあります。
- 育芯会では、全ての患者様に安心して診療を受けていただけるよう、感染管理の研修を行い、 「正しい感染管理システム」、「常に清潔なクリニック」を心がけています。 今後も徹底した感染管理を行っていきますので、安心してご来院下さい。 皆さまのご来院心よりお待ちしております💓 ◆東京流通センター歯科クリニック https://trcdc.com ◆ハートリーフ歯科クリニック東大島 https://heartleaf-dc.jp ◆ビーノ御徒町歯科クリニック https://bino-dc.jp ◆ココロ南行徳歯科クリニック https://kokoronangyo-dc.jp ◆人形町駅前クロス歯科・矯正歯科 http://umygame4.xsrv.jp/ningyocho/
親知らずの抜歯