みなさま、こんにちは(^^♪
台東区御徒町にある歯医者
ビーノ御徒町歯科クリニック 事務担当です。
今回はむし歯治療②
~治療の選択肢・むし歯が小さい場合~についてお伝えしていきたいと思います。
CRについて
コンポジットレジン(CR)という歯に使う材料があります。
「レジン」や「樹脂」と呼ばれる、プラスチックのことです。
白いペーストや液状の素材で、歯に接着させることができるために、
虫歯の部分を削ったあとに、削った部分をつめることで、
銀歯を使わずに歯を白く治す事が出来ます。
従来の治療では、虫歯を削った後に型取りをして、2度目の来院につめものや、
かぶせものを入れるので、治療に回数がかかりました。
コンポジットレジンを使うことで、
1度の治療で虫歯治療を終える事も可能となります。
また他の材料で治療する場合と比べて、
あまり歯を削らずに治療が終わる利点もあります。
ただ、虫歯の範囲が大きい場合や、奥歯など噛む力が強くかかる場所には使えないこともあります。
レジンは金属やセラミックに比べて、硬さが柔らかいために、欠けてしまったり、歯ぎしりで擦り減ってしまいます。
その患者さんの虫歯の状態によって材料を選ぶ必要もあります。
またレジンは変色します。数年経つと、茶色く色が変わってくることがあります。
経年劣化するところも欠点ではあります。
歯は一度削ってしまうと再生しません。
虫歯を繰り返し、削るたびに歯が小さくなり、歯の寿命は短くなります。
早期に虫歯を見つけて、コンポジットレジンで治療できれば、治療も1回で終わり、歯を削る範囲も最小限です。
定期的に検診をして、歯を削らずに長持ちさせましょう。
銀歯(インレー)
昔から保険が適応される治療方法です。
「金銀パラジウム合金」という様々な金属を混ぜ合わせた合金です。
色が銀色なために、一般的に銀歯と言われます。
虫歯で失った一部を補うために使われます。
虫歯を取り除いた歯の形を整えて、アルジネートと呼ばれる型取り材料で歯型を取ります。
型取りをすることで、お口の中の状態再現する、歯の模型を作ることができます。
歯の模型を元に、歯科技工士が詰め物(銀歯)を製作します。
出来上がる期間、形を整えたところには「仮のつめもの」をします。
次の来院時に、出来上がった銀歯を入れるために、仮のつめものは外れる材料でなければいけません。
食事と一緒に外れてしまうことがあります。仮のものですので注意が必要です。
銀歯の本数や状態によりますが、数日後、お口の中にセットして治療が終了します。
治療の後は、冷たいもので歯がしみる感じが出る場合があります。落ち着くと症状が軽減してきますので経過を見ていきます。
金属アレルギーの問題
銀歯で使用される合金は、様々な金属が含有されているため、
アレルギー症状が出る方がいます。
お口の中で金属イオンが溶け出し、体内に蓄積するともいわれます。
金属アレルギーの患者さまの相談も行っていますので、お気軽にご相談ください。
出来るだけ、樹脂:
コンポジットレジン(CR)での治療や
最近新たに保険適用になったCAD/CAM冠(キャドキャム冠)での
治療もおこなっていますのでお気軽にお問い合わせください。
CAD/CAM冠(キャドキャム冠)ですが注意点があり保険適応の条件がありますので
全ての方が保険適応になるわけではありません。
気になる治療などございましたら
お気軽にお問い合わせください(^^♪
育芯会では、全ての患者様に安心して診療を受けていただけるよう、感染管理の研修を行い、
「正しい感染管理システム」、「常に清潔なクリニック」を心がけています。
今後も徹底したコロナ対策、感染管理を行っていきますので、安心してご来院下さい。
皆様のご来院お待ちしております♪