ガムピーリングとはメラニン色素が沈着して、黒ずんでしまった歯肉を薬剤を用いて綺麗なピンク色に戻す治療です。
この様な方にオススメ
- 喫煙によって歯肉が黒ずんでいる方
- 元々歯肉が黒い方
- 結婚式を控えている方
- ホワイトニングをより効果的にみせたい方
ガムピーリングの流れ
フェノールのタンパク変性作用により、上皮組織をメラニン色素とともに除去する方法です。
3日目くらいから歯肉が白っぽくなり始めます。
その後薄皮の様にめくれて自然に剥がれていき、2週間ほどで綺麗な色になります。
1、術部の撮影(術前後の記録用です)
2、術部の消毒(歯肉表面を全体的に消毒します)
3、表面麻酔(薬剤の刺激を軽減させる為、歯肉に表面麻酔を塗ります)
4、フェノール剤塗布(黒ずんでいる部分に薬剤を塗ります)
5、エタノール剤塗布(白濁した部位を中和させる為、薬剤を拭き取っていきます)
6、水洗・乾燥(十分に水洗し、乾燥させます)
7、4〜6を繰り返す(3回ほど繰り返します)
術後の注意
- 刺激の強い食べ物(香辛料など)や喫煙は控えて下さい
- 数日間は火傷をした様なヒリヒリ感を感じる場合があります
- ガムピーリング後、1週間程歯肉が白っぽくなります。めくれてきた歯肉を無理に剥がしてしまうと綺麗な歯肉にならない事や痛みの原因になります。
- 一度で綺麗になる方もいらっしゃいますが、黒ずみが強い方は何回か薬剤塗布を繰り返す必要があります。
- 個人差もありますが、生活状況によっては再発する事もあります。